くやし泣き

2ヶ月ほど前から子どもがバドミントンを始めました。
娘が仲良しのお友達Yちゃんに誘われて、息子はそのおまけで。
子どもはもちろん全くの初心者、親もバドミントンに関する経験やら知識も何もなくて、だけど少年団に入ったら親も相当忙しくなるだろうというのもあって、わたしも初めは「はあ?バドミントン?なんでまたバドミントンなの?」と少年団に入れるのに気乗りしなかったんですが、今までどんな習い事やスポーツにも興味を示さなかった娘が自分から「どうしても」と粘るので根負けしてしまい、少年団に入ることになりました。
そんなこんなで、週に四回、夜間に2〜3時間ほどの練習を2ヶ月続けてきたんですが、なんと先日、娘が早くも地区の大会に初心者として出場することに。
大会直前にダブルスのルールを教えてもらったり何かと慌ただしく当日を迎え、一緒に始めたYちゃんと組んだダブルスではリラックスしていたせいか、うっかり2勝もしてしまい、調子に乗って試合中に変なヨロコビのポーズをしたりしていましたが、その後のシングルスでは緊張でがちがちになってしまって思うように動けず全敗…。
で、驚いたのが、娘、負けたあとタオルで汗を拭いてるのかと思ったら、なんと涙をぬぐっていたんですね。
対戦相手は初心者と言っても始めてから1年近く経ってるらしいので負けても恥ずかしくはないんですが、まさかの悔し泣き?
娘の悔し泣きなんて見た記憶がなかったので、わたしもちょっと動揺、そしてこっちまで泣きそうになってしまいました。
この状態で話しかけたらきっと八つ当たりされるな−と思いつつ、落ち着いた頃を見計らって「緊張したの?」と聞いたら案の定「おかあの応援すごいうるさかった!」と叱られました…やっぱり(わかっててもついやってしまう)。
(後で「いや、そんなんでもなかったけどさ…」とフォローしてくれましたけど)
いやあ、子どもが泣くほど何かに真剣に取り組んでる姿ってほとんど見たことがなかったので、しみじみと感動してしまいました。
ま、去年今年と山登りでもいいがんばりを見せてもらいましたけど、あれは家族の娯楽だし、少年団の選手として試合に出るのはまた違うもんね〜。
少年団ハハのよろこびを早くも知ってしまった感がありますが、選手としてはぜんっぜん初心者の域を出ていないので、まだまだこれからですね。
もっとレベルの高い悔し涙とか嬉し涙をそのうちでいいから見せてもらいたいものです…がんばれ子どもたち。